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― 祈りの世界 ―

■第2信 祈りで困った時には

 前回の手紙で、「自分についての祈り」に精通することが大切だということをお話しました。「自分にリアリティがもてない祈り」を試みるべきではないこともお話しました。

 自分のために祈る祈りを否定する人もいるかもしれません。あなたはどうでしょうか?私は自分のために祈ることを決して否定しませんし、むしろ、第一にそうするべきだと思っています。自分のために祈ることを否定する人たちは自分の欲求の為に祈るのは邪道であるとか、神を利用しようという冒涜だ…などと異口同音に言いますが、私にとってはばかばかしい話です。なぜなら、私たちに与えられた法はたった一つであり、それは「他者を害することのない限り、己の為したいことを為せ」なのですから、自分のために祈ることは当然のことなのです。それに、自分の祈りが叶えられたという経験の蓄積は、間違いなくあなたの祈りをさらに力強いものとしてくれます。

 さて、カヴンに所属していたり、身近に自分よりも経験豊かなWiccanや魔女がいれば問題は少ないのですが、そうでない場合、どのように祈ればよいのか、どのような言葉を用いればよいのか、そうしたことに思い悩むことが必づあると思います。これは、身近に親切な指導者がいたとしても、必づぶつかる問題だと思います。

 もちろん、今は色々な魔法の本も出版されています。そうした本を参考にするのも良いでしょう。また、お気に入りの詩集やファンタジーの一節から自分の心にしっくりくる文節を借用するのも良い方法です。あるいは、自分で詩を書いてみるのもよい方法です。あるいは、神や女神にお願いの手紙を書いて、それを呪文にするのも良いでしょう。

 でも、どの方法でも、どうもこの祈りではダメなのではないか、という気持ちに揺れることがあります。どんなに言葉を選んでも、どんなに祭壇を整えても、どんな魔法のアイテムを整えても、その不安が大きくなることがあります。もうそうなるとどうしようもなくなって、ついに最後まで、自分の祈りに集中できなかったり、最悪中断、などということまで考えられます。

 さて、そんな時にはどうしたらよいでしょうか?

 答えは簡単です。「祈ればよい」のです。

 こう書くと、それがうまくできないから困るんだ、と怒られそうですが、これ以上に確実な方法はありません。そういうときは迷わず祈ってください。そして、その時の祈りの言葉は、こう唱えてください。

「神(女神)様、私に祈りを教えてください。私の祈りを正しい祈りにしてください」

 神と女神は全てを知っているのですから、あなたの祈りが、確かなものになるように祈ってしまえばよいのです。やがて、何一つ変わっていないのに、さっきまで迷っていた時と同じ言葉、同じやり方で、自信を持って祈れる自分がいることに気がつくことがあります。あるいは、そう祈っている時にいきなり、1つか2つ、あるいはもっと多くの言葉が閃いたり、祭壇の何かをよけてみたくなったり、あるいは加えたくなるかもしれません。しかし、どういう場合でもいえることは、この祈りは真剣であれば非常に効果的で力強く、素早い効果のある祈りです。そして、これこそが、「あなたのための魔法」と「あなたのための呪文」が生まれる瞬間なのです。

 祈るときには、祈る相手に全幅の信頼を置いてください。そして、自分に迷いや、困惑や、気持ちの揺れがあるときは、それを正直にぶつけてしまってください。そして、その上で、本来の目的の祈りを捧げればよいのです。おそらくこれは、全ての魔法に共通するものだと思います。ですから、もしあなたが決まった形式の魔法の儀式を行う場合でも、例えば、その儀式の方法の解釈が正しいかどうか不安がある場合などでも通用すると思います。こうした祈りをしたのちに、確信を得たあとなら、もし、本や教わった方法と違ったとしても、正しく行った場合と効果に変化はないはずです。そして、全てが終わったら、そのことを記録しておきましょう。それがあなたにとっての「最高の祈りの書」となるはずです。

 それでは今回はこの辺で。

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