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■大いなる叡智
第0篇 愚者

魂のあての無い漂流者よ
汝の行く先に希望は無い
海図も磁石も持たずに夜の海を彷う者よ
汝の行く先には混乱と苦悩しかない
汝の幸福はかりそめであり
汝の安らぎは次の困難の序曲である
汝の目的を見据えたその目は虚ろであり
汝の自信に満ちた足取りは徒労である
汝の希望は夢であり
汝の夢は夢でしかない
夢でしかない夢を現とみなし
人生をさすらう者よ
汝の名は愚者なり

第1篇 魔術師

深遠なる奥義は汝の前に在る
しかしその道は険しい
秘儀参入を求める者よ
汝の真なる動機は唯一つであった
汝の口から零れる言葉
「私は奉仕する為に知りたいのです」
こは汝の初めに口にする呪文なり
言葉は力であり、力は言葉である
汝の夢は希望であり
汝の希望は現となる
汝の魂の航海はもはや彷徨ではない
四大のエレメンツを我物とし
汝、道を進むべし

第2篇 女司祭長

光のヴェールに包まれし気高き者
そのヴェールの背後にある真理を背負いし者
私は貴女の名前を知っています
月の光を具現された貴女は叡智の顕現です
貴女の御名は無数であり、ひとつです
我らを導き魂の成長を促す者
「愛は法であり、愛は力である」と教える貴女は
幾多の人生がひとつの人生であり
ひとつの人生が幾多の人生となるすべを
指し示す四方の灯台です
私の魂の航海を導き
唯一の法を私が理解できるまで
その光のヴェールを地に触れさせ給え

第3篇 女帝

感情と情動の嵐を突き抜けて調和にいたる
大地の豊穣なる実りと大いなる多産
それらが愛と肉体に結びつく時
今日までの死が
今日からの生とならん
創造的な可能性は生まれ
それは最高の充足感にいたる径であり
他者に愛を与え、手を差し伸べた時
心の平和は顕現され、自らに美と愛情を受け入れる
ここに在る物はどこにでも在る
ここに無い物はどこにも無い
遥か遠くに旅した果ては
自分の家の門前に過ぎない
賢く、しかして、幸あれ

第4篇 皇帝

誰も抗えぬ支配者
汝の名は「自己の支配者」
己の行くべき道が王道と為る事を知り
力と権力とを堕落から隔絶した者よ
学問、知識、経験は即ち力であり
善悪の彼岸を知ったそれは揺るぎが無い
暁の子である汝は
暗黒の最下層で黎明の間近なるを知る
汝の行く道は我らの続く道
汝の今日の働きは我らの明日の働き
生きる事によって自ら活き
活きる事によって我らをを導く
汝を圧制者とするも、万能の教師とするも
我らの内にのみ託し
汝君臨す

第5篇 司祭長

永遠なる神の賢者
法のもとの神の思索者
法の頭巾と法の鏡を体現し
その言葉と容は神の叡智の具現
静なる回転儀
動なる沈黙
二つの形の合一を果し
二つのコスモスの異形を異形と認めず
二つの界の狭間を自らの足場と定め
円であり球である宮に住む
道を求める者の保護者であり不可視の導師

第6篇 恋人

二つの五芒星は3点のバランスを含む
二つの五芒星は一つの六芒星を形創り
コスモスの大きさはミクロでありマクロである
宇宙は拡張され活性化される
それ無しにここに在らず
それ無しにここは在らず
古の叡智は
全ての創造原理と同じ意味を語る
根本的本源としての神と女神は
互いに敬意と喜びを捧げ合う
上になる如く下に在り
下になる如く上に在り
内包された両極性の宣言こそパンである

第7篇 戦車

光と力
闇と力を駆る古の戦車は
古代から現代に駆け続けた
その道程は
人を無知の呪縛と
奴隷の無知から解放し
栄光の勝利へと導く
その疾走は神秘の実践
その黄金の轍は
星々の天蓋の下
永劫を横切り
その蹴立てられたる塵は
不決断と不安
後に残る王道は
全てを活かし
自らを活かす

第8篇 力

最高の友であり
最大の敵であり
自我の源であり
自我の対峙者であり
否定も肯定も許されず
内側にあり外に向くもの
透明な空気の中
獅子の口は意思の内に咆哮を許される
広大無限の獅子の力は
永劫不朽の力をもって
意識を現実に投射する

第9篇 隠者

奥深い森の中
自明灯を燈して闇の中を静かに行く
選ばれし者の姿
その姿を知らぬ者
眼では見るが心で見ず
耳では聞くが心で聴かず
闇はいよいよ濃くして
響くは絶望の祈り
彼の人の姿を知りし者
魔法の灯火に忠実であれ
彼の人の歩みは夜の清らかなシルフィア
宵闇の霧は晴れ
アーモンドとハシバミは
約束の地へ汝を導く

第10篇 運命の輪

天空に浮かぶ時空の車輪
そこには全てが刻まれている
車輪はかつて廻り
後生廻り
永劫の時を廻る
与えられ奪われ
対極が対極に
その回転を進めも止めもできず
疾走も失速もさせ得ず
善悪も価値も無い時空に
慈悲も無慈悲も意味を得ず
獣の領域に縛られた万物の救いは
中心というらしい

第11篇 公正

魂の飢えが人を彷徨に誘い
自己の内なる均衡を失した時
自転の軸は周回の彼方
失せられた均衡は
魂の眩暈を続け殊更の不均衡を導く
不均衡は崩壊を招き
業がカルマを重くさせる
ネフティスの天秤は
羽根一枚の過ちも見逃せず
ましてや心の重さおや

第12篇 吊るし人

救いは犠牲と引き換える
愚か者の為の甘露か
大いなる喜びは
他者の大いなる犠牲を当然とする
その恐るべき信仰を
狂った個人主義は信奉者に教示する
死すべき神
自らを自らに捧げる存在は
価値の基準を回転させ
渇いた者に自らの血を与え
飢えたる者に自らの肉を与える
渇いた者はそれを当然とし
飢えたる者はそれを催促する
そこには感謝も祈りも無い
その必要が無いのだ

第13篇 死神

腐敗した時代がニグレトの渦に巻かれ
初めから在ることの無い
変わらないものを流れに求めて
変わらないものを何かになぞえて
幻眩の崩れ去るを
次代に負わさんと
在る流れを知らず
在る映いを感じず
時の流れを越えて変わらないものを
見果てぬ者達が
滅びの序曲を
時の流れに呑まれ 混沌の色を
見つめる者達が新しい地平の春秋分点を
我在身の住処と

第14篇 節制

聖杯から聖杯へ水は潅がれ
命を超えた永遠は示される
女神の黄金の瓶は生命の水を潅ぎ
目的は浄化され祝福は福音を呼ぶ
その時水はワインと成り
力と轟きは御せらるる
本能と欲求とは統合され
魂が満たされた時
意識と無意識は融解合一し
自己が導かれる
地平の彼方の存在の領域は汝を招く

第15篇 悪魔

「汝なすべからず」を
汝の戒律に思えずと到る時
暗き情動と原初の力が
人間の中の野性を呼び覚ます
大地の祝祭豊饒の祭儀が
大いなる創造たる
獅子の咆哮を呼び覚ます
内なる暗闇と月下の牧場と野蛮な森が
魔力ある木々真夜中の疾風を呼び覚ます
満面たる月と死せる月が
蒼褪めた星光の五芒星と
嵐を御する暗黒の主人に
我等が命と全ての命が一つであると
悦びと恐れを携えて
いと古き者と眷属が力を解放する呪文とし
忘れられし孤絶した
名も無き神域に
眠れし力を喚起せん
原初の曉から時の終焉迄
忘らるる力を喚起せん
我等が幻視が現視と成る迄

第16篇 塔

稲妻が人の中心に鳴り
嵐の黒雲が寺院の星数の階段を撫でる
人々の力強い叫びを雷が黙らせる
彼らの言葉はもはや言葉にならず
その刹那尊大な夢幻は雷光に砕かれる
破壊と荒廃の雷は誇りを地に呑ませる
智恵がたった一つの実であったよう
人々の力もたった一つの言葉だった
人賊となり
人それを償う
汝に属さぬ果実の夢は
未来に在り過去に在り
しかして夢の中に在り
それは時を左右しない

第17篇 星

宙を司るウラニア
宙 の意識とその全てを明かすイシス
美と理想と純粋な愛を司るアフロディテ
全ての愛の守護者アシュタルト
天空のヌート
空と星の子宮は太陽の母
バイバロン、シリウス、ビーナスは
七芒の星と相成り
彼女と星とは
道を求める者に
精神の休息と
宙 の息吹の安らかなるを教え
宙 の数理、春秋分、冬至夏至
星の結合と三分一体座を教える
運命の螺旋はここに顕れ
星星の神々は祝福を与え
青き星の女神は調和を愛の旋律で奏でる
大気を纏う乙女は
常しえに汝が未来への追憶成れば成り

第18篇 月

アヌビスは恐怖と戦慄の塔の前に立ち
深夜の荒涼とした道を示す
月は我らの原始の血を
心の深底の黒泥塊より
その鎌首を擡げさせる
月は干満を支配するように
我らの内なる水の支配者である
全てを心の内なる黒泥塊へ
全てをの奥なる黒泥塊へ
その時全てはケイオスを知る
不明の夜明けはなく
それは全てであり
それは全てでない
ケプイーラーは自ら辿り着く者だけに
その姿を顕現する
それまで月の貴婦人よ
それまで月の淑女よ
我らは貴女に祈祷を捧ぐ
死せる者よ・・・冥き者よ・・・
不吉なる者よ・・・陰気なる者よ・・・
我を貴女に捧げる
故に我を抱擁せよ・・・絞殺せよ・・・
我を投げ捨てよ!貴女の深淵に・・・
我を投げ捨てよ!招き誘う暗黒の陰の内に・・・
貴女の棲む洞窟の祠の様に
大地よ不毛で多産なれ

第19篇 太陽

「大いなる作業」が一歩進み
魔術師は黄金を創り出した
神聖界の新生児は
守護と祝福を一身に受け
次なる地平に向けて無邪気に歩き出した
父の示す道は
母の子宮を通ってのみ
歩みを進める事ができる進化の道程
大知は全てに与えられ
全ては全てに解放され
ラーの創造
アポロの光明
ヘリオスの顕現
全ての者が総ての者となり
全てが到達できるキリストの意味を知る

第20篇 審判

生まれ変わった平衡は
元通りに修復されたリズム
生まれ変わった平衡は
浄化されたカルマ
生まれ変わった平衡は
生命と愛の再生
生まれ変わった平衡は
自然との調和を旋回する不死鳥
命は完全なる堕落と崩壊を経て
信仰は御手によって滅ぼされる
何故なら肉体の棺からの解放は
無意識の表面を漂う魂の解放に他ならぬ
完璧さと解放は
癒しと祝福であり
それは終わりを考えない努力への報酬を意味する
創造と超越の福音は
断固たる決意によってのみ導かれる
そこに統合への歩みはあるのだ

第21篇 更なる愚者

魂のあての無い漂流が終わり
海図と磁石と自明灯の下夜の海を彷う者よ
汝の踏締めた道には混乱と苦悩しかなかった
汝の幸福はかりそめであり
汝のかりそめは永遠であり
汝の今日の安らぎは
明日の困難の序曲であったが
汝の今日の困難は
明日の安らぎの序曲でもあった
汝の虚ろな目は目的を見据えたものであり
汝の徒労に映る足取りは
その実自信に満ちたものであった
しかして汝の希望は夢であり
汝の夢は無でしかない
無と現とを夢と見做し
夢でしかない夢が現と同化し
人生のさすらいは
振出から無に到った
浄化され開かれたチャクラは
コスモスが内なるを教えた
世界と共に一つなる者
汝の名は愚者なり

第22篇 世界

神によって創造され
神を創造し
神と共に世界を創造し
全ては貴女に帰し
貴女は全てに帰す
全ての母と全ての最愛の人に
時間を超越した貴女のイメージは
全ての者に常に具現化され
二重螺旋を軽やかに踊る
貴女の宣する声音は永劫にこだまする
我は特別なり
我と同じ存在無し
そして我は宇宙なりと
我ら卑下して貴女の名を呼ぶ
かつて在りし者
今在りし者
そして在るであろう者
全てに光と祝福を!

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