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■魔女の祝祭

―魔女の祝祭―

 魔女は年に8回の季節のお祭りをします。これを「サバト」と呼びます。1年間の季節の移り変わり(つまり、太陽の移り変わり)を基準にしているので、「太陽のお祭り」と言うこともできます。
 もともとは魔女が焚き火等の大きな火のまわりに集まり、巡る季節の移り変わりと共に神および女神を祝っていたものです。
 サバトは二種類に分けることができます。大サバトと小サバトです。
 大サバトはイモルグ、ベルテイン、ルーナサー、ソーウィン、小サバトは春分と秋分、夏至と冬至です。小サバトの方は日照時間に合わせて決められるものなので年によって若干のずれがあります。ですから、下の表にかかれている日付も「大体この辺」、ということです。

 Oriental Wiccaが、他の流派と大きく異なる点は、これらのサバトについての考え方かもしれません。
 私たちは多くのWiccaあるいはペイガンが持つ「大自然の季節の移り変わりを祝う」と言う発想を持っていません。
 なぜなら、 「季節の移り変わりを自然と共に祝う」という大前提のもとで祝うからです。この発想はおそらく欧米の流派にはほとんど見られないものだと思います。ここでは詳しい説明は省略しますが、これが単純に単なる自然崇拝にならないことにOriental Wiccaの独自の思想が背景にあるのです。

※サバトの名称の日本語表記は諸説ありますが、楠瀬氏の説に準じています。

Imbolg
(イモルグ)

2月2日
 ケルトの豊穣と火を司る大母神ブリギッドを祭ったことから「ブリギッド祭」、キリスト教では聖母マリアの清めの日で、安産祈願のために妊婦がキャンドルを納めに行く日であることから聖燭節(キャンドルマス)とも呼ばれます。
 春の訪れを祝うお祭りです。新しい始まり、浄化やインスピレーションにも関係しています。このことから、新しいメンバーをカブンに迎え入れたり、新たにWiccanとなるには最適の日であるとされています。

※Oriental Wiccaでは、正式には「イモルグ」、通称「キャンドルマス」と呼んでいます。キリスト教のキャンドルマスも、もともとはブリギッドに火を捧げることの影響で、このような儀式が生まれたようなので、「キャンドルマス」と呼ぶことに本質的な疑問を感じないからです。

 

Spring Equinox
(スプリングイクイノックスあるいはオースターラ)

3月22日
 日本の春分の日と同じです。イースターとしても知られています。「イースターエッグ(色とりどりに塗ったり、絵を描いたりしたゆで卵)」もキリスト教よりはるか昔からのもので、「世界の卵」を象徴しています。
 「世界の卵」というのは女神が産んで、太陽神が暖めてかえした卵のことです。この卵から世界が生まれた、という伝説に基づいています。
 部屋中を春の花で飾って、お祝いします。そして、参加者の中の若い女性を「春の女王」に指名して、お祭りの最後には彼女の腕にいっぱいの花束を持たせる伝統があります。

※Oriental Wiccaでは単純に「春分の祭り」と呼んでいます。祭壇に「太陽の象徴」として真鍮製の小さなシンバルを飾っています。その年の儀式を行う場所によっては「梅や桜などの花見」も重要な儀式として行っています。

 

Bealtaine
(ベルテイン)

4月30日
 夏の始めを祝うお祭です。
 メイ・イブとも呼ばれますが、おそらくもっとも有名なのは「ワルプルギスの夜」という名前でしょう。
 昔は山上で巨大な焚き火(ものすごく大掛かりなキャンプファイアーを想像してください)を焚いて、夜通しで大騒ぎのお祭をしていたようです。古代の宗教を毛嫌いしたキリスト教が「悪魔達の夜だ!」といったほどに大騒ぎしたようです。
  また、「メイ・ポール」という大きな丸太をリボンなどで飾り立てて、その周りをぐるぐると踊りまわったりすることも伝統的です。
 労働者のお祭り「メイ・デー」もここに端を発すると言われています。


※Oriental Wiccaでは、「メイ・ポール」のミニチュアを祭壇に飾ってお祝いします。数年のうちには、本物でできるようにしよう、と言うのが目標です。

Litha
(リーザ)

6月21日
 夏至のお祭です。
 私たちは、一年のうちで最も陽が長い1日の暖かさを楽しみます。
 昔はベルテインと同じように丘の頂上で大きな焚き火をしてお祝いしたようです。
 また、女性がほうきにまたがって畑の中をぴょんぴょんと跳ねながら踊ることで、その年の豊作を祈る、というダンスもこのときに行われていたようです。これが後に「魔女がほうきに乗って飛んでいる」という話の元になっています。

※Oriental Wiccaでは単純に「夏至の祭り」と呼んでいます。ただ、厳密に夏至の日に行うことはまれです。夏至の日を含む夏至の日以降の最初の晴天の日に行うようにしています。昼間の長さを祝う祭りに、梅雨空は似合わないからです。

Lughnassad
(ルーナサー)

7月31日
 もともとは一足早い収穫祭としてのお祭です。夏至を境に日は短くなって太陽はその強さを失って行きます。また、夜は日々長くなります。
 実りの秋に向かって作物がさらに豊かに実るように祈ったお祭が始まりとなっています。 「コーン・ドーリー」と呼ばれる人形を作って祝います。

※Oriental Wiccaでは、ハーブの収穫などが大変忙しい頃です。収穫したハーブを祭壇一杯に飾ってお祝いします。

Mabon
(メイボン)

9月21日
 秋分の日のお祭で、収穫祭でもあります。そして、来年もまた、豊作であることを祈る日です。
 また、春分が色々な意味での始まりの日だったのに対して、この日は「休息の日」でもあります。
 伝統的には「キャンドルゲーム(二重の輪になって座り、内側の輪の人が火のついたキャンドルを手から手へと回し、外側の輪の人が間から吹き消す、というゲーム)」を行っていました。

※Oriental Wiccaでは単純に「秋分の祭り」と呼んでいます。秋の味覚をみんなで楽しむ儀式を行っています。

Samhain
(ソーウィン)

10月31日
 ハロウィンという別名でいえばほとんどの人がわかるお祭ではないでしょうか。
 オバケカボチャに仮装行列などのイメージが強いのですが、本来は日本の「お彼岸」と似たような意味合いを持ったものです。自分たちにとって大切な故人を偲ぶ日なのです。
 また、占いをするには最適の日である、とされています。大釜に水を張って、それを覗き込んで水晶球占いのようにする占いが有名です。

※Oriental Wiccaでは、重要な占いをする儀式が執り行われます。また、故人を偲ぶ儀式と、「ハロウィン」の馬鹿騒ぎに似たにぎやかな儀式の2部構成で祝うことになっています。


Yule
(ユール)


12月21日
 冬至のお祭です。そして、これが、男性神の力がここを境に強くなっていく日であることから、「イエスキリストの誕生日はこの日である」ということにして、後にクリスマスになりました。
 木の葉が落ち、全てが死んでしまったかのように見える太陽のもっとも短い日ですが、それは同時に翌日から陽がのびてくることを意味します。そこで、「死と再生」を感じる日でもあります。
 魔女は輪廻転生に基づく「生まれ変わりの概念」を信じていますので、新たなる誕生の喜びを思うのです。

※Oriental Wiccaでは、正式には「冬至の祭り」、通称「ユール」と呼んでいます。ゆず湯と鍋物は儀式の欠かせないものといつの間にかなっています。

 


 サバトが「太陽の周期」に基づく祝祭であるのに対して、エスバットは「月の満ち欠け」に基づく祝祭です。
 月は1年のうち13回のサイクルを持ちますので、年間13回のエスバットが行われることになりますが、サバトの日と重なる場合もありますので、そうした時にはサバトを優先させることになっています。

※オリエンタルウイッカでは、当日の天気がよくない場合は、それに最も近い天気のよい日に行うことになっています。また、満月と新月のエスバットを行うので年間で26回エスバットを行うことになります。なぜ、私たちが両方を行うかは別の機会でご紹介する予定です。


【参考】
一般的なサバトについての詳しく正しい説明は、WITCHCRAFT EDUCATION NETWORKの「本物の魔女のサバト入門」(著者:楠瀬啓)を参照してください。

 

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